80年代に入るとキャラクターが登場するチャンスは、従来の玩具やファンシー雑貨にとどまらず様々なところに広がっていったのが特徴です。
自分の中で印象深い感があるのは、ファミコンの登場による「マリオ」キャラクター。マリオブームは、ゲーム・キャラクターという新たな分野を確立するすべての契機であるように思われますし、
又、サントリーの缶ビールのCFから誕生したペンギン・キャラクター(『スウィート・メモリーズ』として映画化もされている)も、あげられます。このペンギン・キャラクターの特長は、ビールという大人の嗜好品のためのキャラクター設定、というところが当時斬新でした。キャラクター商品の概念が「子供のためのもの」という前提を打ち破り出したのも、このころでは、と思われます。
その後、80年代後半から日本はバブルに突入。
次回は日本のキャラクター・ビジネス史_その5として、
1991年以降くらいの時代のお話をしたいと思います。
乞うご期待下さい。
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それでは又次回お会いしましょう。
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