2013年10月20日

キャラクター・ビジネスの今日的状況

今回は、キャラクター・ビジネスの今日的状況についてのお話を少しさせていただきます。
2012年のキャラクターの版権、商品化ビジネスの国内市場規模は、7年連続で減少し2兆3,075億円、そして、2013年もさらに微減となる、2兆2,800億円と予測されています。
キャラクタービジネス市場はグッズなどに関わる商品化権と、出版や作品に登場する版権に分類されるますが、2012年度の商品化権市場は1兆1,695億円(全体の50.7%)、版権市場は1兆1,380億円(全体の49.3%)でほぼ半々となっています。
これは近年、大ヒットと呼べるような動きをみせたキャラクターに乏しく、また人気の高い有力キャラクターも全体的に低調であったことが影響している様です。
幼児向けの特撮番組やTVアニメのキャラクターなどの定番キャラクターは安定した人気を保持していますが、近年好調だったトレーディングカードは減少の傾向にあります。また玩具以外のいずれの分野においても厳しい状況があり、前年度比でほぼマイナスと縮小傾向となっているのが実情です。
日本政府がいわゆる「クールジャパン」政策を指針として打ち出してから久しいですが、その具体的中身については、
未だ確固たる方針が定まった訳ではなく、暗中模索の部分も否めない状況下とも言えます。
次回からは、そのあたりのお話を少しずつ進めていきたいと思います。
乞うご期待下さい。

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ご意見・ご感想はお気軽にご連絡ください。
それでは又次回お会いしましょう。

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posted by Elec-FangTang at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ロゴマークビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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