いわゆる「ご当地キャラ」についての話をさせていただきます。
このメルマガでも、あらゆる団体のPR手段としての
キャラクターの有効性について様々に説いてまいりましたが、
中でも、近年その有効性が顕著に発揮されている分野のひとつが、
この「ご当地キャラ」キャラの分野といえます。
この「ご当地キャラ」設定、
近年では滋賀県の"彦にゃん"あたりから知名度を持つようになってきましたが、
言うまでもなく最近始まったものではなく、
どこの地域・自治体等でも結構昔からやっているところが実は多かったりします。
それでは何故、近年特に「ご当地キャラ」に脚光が当たるようになったかと言えば、
「ご当地キャラ」と共に「ゆるキャラ」のブレイクも関係がありそうです。
「ゆるキャラ」とは、「ゆるいマスコットキャラクター」を略したもので、
実際確立された定義があるものではありませんが、
「なんとなくほんわかとした、シンプルで単純なビジュアル」で「それがカワイさにつながっているもの」というケースが多いようです。
何故民間企業や製品のキャラクターに比べて、ご当地キャラにこの「ゆるキャラ」系が多いかとなると、一般からの公募のケース等が少なくなく、決定作品のクオリティがプロ的な
目線でとらえた場合決して高くなく、その結果が「ゆるキャラ」となっている場合も、ままあるようです。
ようするにキャラクター戦略としての重要な要素の1つして、
「市場のトレンドを見込んだビジュアル&コンセプト設定」が必要である、ということが改めて認識されているのではないでしょうか。
世間の「ゆるいキャラニーズ」を見込んだ、それらを反映したPR戦略が、
各地域や自治体でも強く意識されている、とも言えるでしょう。
次回も、キャラクタービジネスシリーズで続けてまります。
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それでは又次回お会いしましょう。
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