2011年12月24日

実際の活用事例に見るキャラクターデザイン例(その1)

今号からしばらくは、日本各地での実際のキャラクターデザイン活用による、
町おこし・村おこし等の地域や業界活性化例を具体例を取り上げながら
ご紹介してみたいと思います。

キャラクターの設定や運用事例はもはや言うまでもなく
民間だけではなく、官公庁や公共機関でも活性化されています。
例えば、全国都道府県警察では、それぞれ独自のキャラクター設定運用が
なされていますが、ここでは、警視庁の「ピーポくん」について
取り上げてみたいと思います。
ピーポくんが警視庁のシンボルマスコットとして発表されたのは、1987年のこと。
一聴して、パトカーの「ピーポー」音から来ているのかと思われますが、さにあらず、
人々の「ピープル」と警察の「ポリス」を組み合わせたものからの命名であるとのことです。
東京都民と警視庁をつなぐ役割として、
警察という「堅苦しい」イメージを払拭し、親しまれるイメージ戦略が行われ、
その後、人気は高騰し、警視庁のソフト化戦略は成功しと言えるでしょう。

これは先述の通り、民間の事例ではありませんが、
「市民・顧客の固定観念イメージの払拭→そのためのキャラクターづくり」という
視点においては、民間との差はないのでは、と思われます。
"固定観念イメージの払拭"のために、広報パンフレットや、演説・プレゼン活動を
行うよりも、「一目で、瞬時に伝える」手段は、
まさにキャラクター活用のメリットを最大限に活かしたメッセージ伝達方法と言えるでしょう。
次回からも、しばらく「実際活用例とその解説」にて
キャラクタービジネス・展開の有効例を紹介していきたいと思います。

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ご意見・ご感想はお気軽にご連絡ください。
それでは又次回お会いしましょう。

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http://www.logodes.com
posted by Elec-FangTang at 19:19| Comment(1) | TrackBack(0) | ロゴマークビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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