2010年03月20日

ロゴマークの色づかい-オレンジ色-

はじめまして、発行人のElec_FangTangです。
企業・店舗のロゴ&キャラクター制作にWeb上で取組初めて10年近くが経過し、制作したロゴ数は総数1000社を越えました。
1000社以上のデザインに携わっていて初めてわかったこと、理解したことは決して少なくありません。
このマガジンでは単刀直入に、企業・店舗様の売上げUPに直結するロゴデザインについて、私なりに得た知識を広く公開できればと思い、少しずつ書き進めていこうと思っております。
アーティスティックな観点ではなく、ビジネスライクな観点からズバリとした内容を公開していきますので、
乞うご期待ください。

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【第12回】色づかい-オレンジ色-
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今回はオレンジ色についてお話をしたいと思います。
オレンジ色のイメージは、プラス面のイメージでは、
赤に近い感じ。マイナス面のイメージだと黄色に近い感じで捉えられます。

■ポジティブなイメージ
元気で明るい、活力に満ちている、陽気等

■ネガティブなイメージ
落ち着きのない感じ、子供っぽさ、うるさい等

上記、プラスとマイナス両面の代表的なイメージをとりあげてみましたが、一般的にはマイナス面が強調される例はあまりなく、プラス面のイメージの強調として、企業や店舗ロゴとしては、非常によく使われる色です。色自体の明るさとしては黄色に勝ることはないのですが、黄色は、白い背景に単独で配置すると明瞭性(くっきり感)が弱いので、単独色で"明るさ"陽気さ"を表現する場合に、一番使いやすいのがオレンジ色ともいえます。又、飲食店や食材関連等、「食」に関するロゴマークでは、圧倒的に使用率の高い色でもあります。
これは、一般的な人々の食材に対する色イメージが「暖色(赤・黄・オレンジ等のあたたかみを感じる色相のこと)」であることを受けてのことであり、赤や黄色よりも、オレンジ色が好まれるようです。
とにかく"奇抜な色"という印象がまったくない色ですので、良くいえば無難なのですが、悪くいえば"あたりさわりのない"デザインに終止してしまうケースが多々あります。
デザインを行う側の立場としては、
「クライアント側が"やさしい色として"オレンジを使いたい場合」には、暖色系の同系色のハーモニーを。
「クライアント側が"元気・活力として"オレンジを使いたい場合」には、全くの対照的な寒色(青系)や紫色を配色して、躍動感を出す等の配慮をしたりします。
以上、「オレンジ色」についての簡単な考察をさせていただきました。
次回の内容は未定ですが、
今後、まだまだ色々な内容に踏み込んでいきますので
ご期待ください。

制作実績1000社のロゴマーク・キャラクター制作サイト:CHILDRAWING
http://www.childrawing.com
posted by Elec-FangTang at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | ロゴマークビジネス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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